企画の立ち上げから丸3年の月日が経ち、何度もの延期にも耐えて迎えた8月2日、長崎シティオペラ音楽祭が終演致しました。
禍難の中にも関わらず千人もの客様にご来場頂き、驚きと喜びで心が震えました。
エミーユはオペレッタ「こうもり」よりアデーレのアリア“侯爵様あなたのようなお方は”と「お転婆なマリエッタ」より“イタリアの街の歌”を演奏させて頂きました。
元サンフランシスコ歌劇場オペラセンター副指揮者の藤田雅さんはじめ、NHK交響楽団、読売交響楽団、九州交響楽団の各首席奏者の皆さん、NAHOバレエスタジオの皆さん、共演の皆さん、…取り巻く多くの方々の支えと応援があり実現した奇跡の一日はあっという間に過ぎていき、今日はまたコロナウイルスの感染者数のニュースを見ています。
時代と闘っての開催。お弟子さん方との初の共演。長崎初演の曲。エミーユ結成15周年を共に喜んで下さったN響の皆さんからの言葉。ラストのラデツキーマーチが鳴り出した途端の会場からの手拍子。久しぶりに入ったホールの匂いやスポットライト越しのお客様。前日リハからの音楽三昧…この禍難の中に、奇跡的に開催されたこと、どれもこれもが忘れられないコンサートになりました。
有難うございました。
感謝とともに 音楽とともに
エミーユ
星野恵利 牧野由美
